大阪での野暮用が済み
最後の日に訪れたコリアンタウン。
勿論 「高田」の白菜キムチを買うために。
愛想よろしくなく
しかし
ホームメイドそのままの味が
私にこの店へと足を運ばせる。
喧噪の通りから
目を横町に向けると
私の琴線に触れる懐かしい風景。
ごたごたと生活感満載の細い通り。
こういうのをノスタルジーと言うのだろう。
500グラムのキムチを
デイパックに詰め
匂いを気にしながら電車に乗り
最寄りのJRの駅に着いた。
静かな湖西の街。
明るいうちに山の村に帰る。
又 静かな平常の日々が始まった。