07日 11月 2018 穏やかな日は口笛など吹いて 一日がまだ明け切らない 灰色の空気の中で 鳥が鳴き始める。 目覚めて靴をはき ぼんやりした頭を 冷気で覚醒し トコトコと朝の散歩。 小さなカメラを ズボンのポケットに入れて。 山の向こうから 顔を出した太陽に照らされて 草や樹々が輝いている。 こんな日ばかりだとどんなにいいだろう。 豪雨 暴風 台風・・・ 思い切り痛めつけられるのが 自然の中の生活だ。 痛めつけられた後は 頭を下げて嘆き 穏やかな日は 呑気に口笛など吹いて。 厭世観と楽天観。 こんな風にして人間は バランスを取り生きて来た。 tagPlaceholderカテゴリ: