「玉子のケンジさん」が昨日の配達の時
スモモを上げると言った。
うちから「玉子のケンジさん」宅まで
車で片道15分ほど。
鶏舎の裏の高台に
スモモの大きな木が2本あった。
ケンジさんが
竿でスモモの木を揺すると
よく熟れた実がボロボロ落ちてくる。
レジ袋2個に満杯のスモモ。
スモモをジャムにするのは簡単だ。
種を取った実を鍋に入れ
砂糖を加えて煮るだけ。
砂糖が溶け
濃い紅の果汁を煮詰めて
暑いうちに瓶に詰めればお終い。
残りのレジ袋一袋分のスモモ。
種を取り 袋に詰めて冷凍庫へ。
今日の瓶が空になった頃
もう一度煮よう。
ガラス瓶5個に蓋物1個。
濃くて香り高い甘酸っぱいジャムが出来た。
朝ご飯の楽しみ。
軽くトーストしたパンに
たっぷりと載せる幸せ。
とてもささやかな幸せだ。