太陽の登場

 

太陽が山の向こうから昇って来る。

その瞬間に出会う時

心は弾む。

 

冷たい空気と

甘い植物の香り。

動物の匂いは・・・?

 

私に気づいて

慌てて飛び立つ鴨の家族。

 

大阪まで通勤の

グレーの四駆が走り去る。

 

この様に

静寂を破って朝が始まる。

そのプロローグが

神々しい光を纏った太陽。

 

鳥達の軽やかな声に導かれての登場は

余りにも出来過ぎではないか?