チャックの畑のボランティアとして
去年の夏から冬まで
私の住んでいる集落に滞在していた
フランス人の女の子ポーリン。
天然酵母を砂糖と小麦粉で作り
オーブンもないのに全粒粉のパンを
上手に焼く。
料理好きで料理上手。
チャックのお気に入りだ。
そのポーリンは
9月まで日本をあちらこちら旅している。
そして
その旅の節目節目にこの集落にやってくる。
質素な服に大きな袋を背負い
今回も私の所にやって来た。
ポーリンの作った
生チョコレートのガナッシュと
天然酵母パンをお土産に。
昼過ぎに立ち寄った「弟君」に
ほうじ茶と共にすすめる。
お酒の弱い「弟君」は
悲鳴を上げそうな顔をした。
小さな体格の艶々顔の20才の女の子ポーリン。
千葉から京都まで18切符でやって来て
明日から又18切符で九州に行く。
南フランスから山の中の村にやって来て
うちを訪ねてくれるのも何かの縁だ。
「どうぞ、楽しい旅を」
又、ドアのノックの音を楽しみに
「待ってるよ」