緑のいが栗

 

自分の可愛さに気づいていない。

 

ぴんぴんのいがぐり頭

少年の眼差しを感じる。

 

強い風と雨の台風が

北を目指して走り去った

深夜の今。

 

朝目覚めれば

まずは扉を開けて

道にばらまかれた様に散らばるいがぐり頭に

会いに行こうではないか。