遅い夜明け

午前7時
午前7時

私は朝寝坊だ。

朝焼けの空を見たのは

人生で数える程。

 

山の後ろから顔を出す太陽は

白い輝きを放ちながら

少し南寄りに。

 

秋への移行。

 

冷たい朝の空気を

肺に吸い込み

筋肉を伸ばし

牛乳を入れた紅茶で胃を満たし

ぼんやりした脳を目覚めさそう。