この暑さで何をするのも嫌だ
と言うトミコさんから貰った
一抱えもある紫蘇。
これは
紫蘇ジュースを作って欲しいと言う
トミコさんの無言のお願い。
だって
空のペットボトルまで
渡すんだもん。
紫蘇の葉をちぎり取り
「おお、いい香り」
そして洗って
グラグラと沸いた湯の中に放り込む。
紫の葉っぱが緑に変われば取り出すんだ。
たっぷりの砂糖を加え
クエン酸も加えると
さっと深紅の液に変わる。
ゆっくりとしゃもじで混ぜれば出来上がり。
6リットルの深い紅の原液。
これを何倍にも薄めて飲むのはご存知の通り。
氷を入れたグラスに原液ジュース。
蛇口から溢れる出る伏流水で薄めると
グラスの中で氷がカラカラと鳴る。
「トミコさん、出来ましたよ」