くちばしに虫をくわえて
子供を誘って
あっちにチョロチョロ
こっちにウロウロ。
胸の黄色がまだ薄い
子供のキセキレイ。
親鳥の周りを
同じ様にチョロチョロ。
疲れたのか
しばらくすると
薪の間の巣の中へ。
親鳥が子供を呼ぶ
ピーピーと言う鳴き声が
一日響いていた21日。
「お世話になりました。
では、行ってきます」
との挨拶もなく
旅立って行った22日。
あっさりしたものだ。
夜は
蛙が騒がしい程の合唱で
その合間に
鳥が間の手を入れる。
どうぞお好きに。