1970年 アルバム「浅川マキの世界」
深夜のラジオで五木寛之が
浅川マキの事を話していた。
1960年代の終わり頃。
金沢の五木寛之の所に大きなスイカを持って
石川県在住の浅川マキが現れた。
「東京へ行って一曲レコードを出したがヒットしない。
どうすればいいだろうか」
と浅川マキが五木に尋ねる。
五木が浅川マキにどう言ったのか?
最初で最後の出会いだった。
その後、浅川マキは
「夜が明けたら」でヒットを飛ばす。
1970年に買った
浅川マキのLPレコード「MAKI」は
西陽の熱で歪んだ。
ステレオで聴く事が出来なくなった
歪んだレコードは捨ててしまった。
ラジオから流れて来た「夜が明けたら」
心が震え揺れる。
時がフラッシュバックした先には
笑ったり、怒ったり、泣いたり
悩んだりしていた頃の
若い私がいた。
アマゾンで調べるとCDになっていた。
懐かしい曲の数々。
クリックしたのは言うまでもない。
私の心を揺さぶる歌「夜が明けたら」
聴いて下さい。
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