今日も軽トラが表に止まる。
ここらで軽トラは公用車の様なものだ。
郵便配達も軽トラで
ちょっとそこ迄も軽トラで
病院も軽トラで。
今は稲刈りの道具を積んで
行ったり来たり。
さて
その軽トラから現れたのは
冬瓜を抱えたケンジさんだった。
(・・;)
こんな顔をしていただろう私。
野菜にも風情というか風貌と言うか
そんなものがあると気づかされたのが
冬瓜だ。
丸くてがっしりとした冬瓜は
寡黙で哲学的。
長くて間延びしたのは
あくびをしながら
「ムニャムニャ」と言ってるみたいだと。
床にゴロンと置かれた
長さ45センチの冬瓜。
確かに「ムニャムニャ」と言っている。
まだまだ畑にある冬瓜
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