あっという間に9月も半ば

雲の向うは青空
雲の向うは青空

大変な気候変動だ

「50年に一度の豪雨だ」。去年、うちの裏の崖を崩落させた台風18号の時はそう言われた。

その時私は、これからは毎年こんな豪雨が降るんじゃないかと思った。

 

当って欲しくない予想は当るものだ。今、日本中で気候は荒れ続けている。

テレビのニュースでも、新聞でも、インタビューを受けた災害地の人は「こんなの初めてだ」と言っている。

川の姿が変わってしまった裏の針畑川を見ながら、「そろそろ、新しい台風が来るんじゃないか?」と不安な日々である。

 

 

ゲンノショウコ
ゲンノショウコ

強風が止み、豪雨が止み、川の水かさが減り心地よい音をたてて流れている。

すすきの綿毛がふんわりふんわりと透明な空気の中を漂い、鳥達が川面すれすれに飛んでいく。

黄色に色づいた稲穂を狙って、猿の群れが田んぼの回りをうろうろ、うろうろ。

「そろそろ咲きそうだ」と思っていた白い百合。鹿達は「そろそろ食べごろだ」と思ったのだろう。完食。

村のあちこちから、柴漬けやカボチャ、ピーマン、冬瓜、ジャガイモ等を頂く。

滋賀の山中の平和な暮らし。

 

小指の先より小さなカエル。

ローズマリーの枝で昼寝。

 

「何を考えて生きてるの?」