パソコンのDVDドライブが又動かなくなった。おまけにパソコン本体も起動しなくなり修理に出した。大した故障ではなく、DVDのディスクを取り出したらそれでパソコンも起動した。
故障に気づいたのが先週の金曜。修理に出したのが今週の月曜。パソコンを入れた大きな箱を車に積んで、朽木と京都を行ったり来たり。
夫と私とで一台のパソコンを使うのは無理があり、お互いにためなくてもいいストレスをためていた。これを機会にと、Appleのノートバソコンを買った。電気量販店の店員さんが、何を思ったのか20%も引いてくれた。これには私もビックリした。しつこく値引きを迫ったわけでもない。いくら、いくらにしてくれる?と一言言っただけだ。
この話を修理屋さんに話すと、若いその人は「そのおみせのブラックリストにもう載ってますよ」と笑った。
気前よく値引きしてくれたお店をひいきにしようと思ったが、自動扉から現れた私に気づいたら、店員さん達は私を見て見ぬフリをするかもしれない。
新しいノートバソコンの様々な設定をし、修理から帰って来たパソコンをつなぎ、無線LANを注文したりと、一週間はこれで終わってしまった。頭も目も痛い。今はもうパソコンを見るのもしんどい。世の中は豪雨だ、土砂崩れだと大騒ぎで、うちの裏の川も大きな音をたて踊るように流れている。そして私はこの小さな小屋の中で、パソコンの線を繋いだり、外したり。
そして今朝、カーテンを開けると淡い青空に白い雲が流れている。
ラジオのスイッチを入れると、ニュースが西日本の梅雨が明けたと報せた。
濁流に呑み込まれてなくなった人達。土石流に何もかも持って行かれた人達。
余りにも明るすぎる梅雨明けの今日だ。