クリスマスカード

やっとクリスマスカードが出来上がった。明日、明日と思いながら一日延ばしになったいた。

去年からクリスマスカードは自分で作る。クリスマスカラーの赤と緑でささやかな平和への願いを込める。オバマ政権のアフガンへの増派を聞きながら、「やっぱりね・・・」と失望しながらその国の子供達を思う。人間がこの世に生を受ける時、親も国も選べない。生まれた時から戦いの中で成長して行く子供達に、大人はどのようにして責任をとればいいのだろう。

6通のクリスマスカードはこの広い地球の中で縁あって知り合った人達に送る。アメリカを車で走っている時に道を尋ねに入った家具修理の店のファーガソン夫婦。たった一度の出合いで、もう会う事もないだろう二人に今年も送る。英語を教えてもらった今年７８才のカリフォルニアに住む先生。私がカードを送る人は、皆平和を願う穏やかなアメリカ人である。

好戦的な国アメリカと、平和を願うアメリカ人。どちらもアメリカの姿だと思う。