熊川宿の猫

好きなタイプ
好きなタイプ
熊川宿
熊川宿
熊川宿
熊川宿

朽木宿から一つ若狭寄り、国道367「鯖街道」沿いの熊川宿には何ともインパクトの強い猫がいる。江戸時代の面影がキチンと残された街道の町並み。道幅も広く、荷を積んだ馬や、わらじを履いた旅人達の往来を彷彿とさせる景色。土産物屋の看板も控えめで、電柱も地中に埋められた。そこにニャー、ニャーならぬギャオ、ギャオと鳴きながらノッソリと道を横切る猫。静かな宿場町に何とやかましい猫か・・・!。でもその猫を一目見るなり、私はこの品のない猫が気にいった。上品、下品なんて人間の価値基準。「全然気にしていませんよ」とその猫は私に行った。カメラを向けると、緑の首輪を得意げにちょっとポーズした。

熊川宿を過ぎ、このまま鯖街道を真っすぐ北に行くと小浜。日本海が豊かに広がる。そしてこの海の向こうは、ロシア、朝鮮半島である。